
【はじめに】
こんにちは、砂糖次郎です。
前回からの続きです。
レース:耐え抜け!伊豆トレイルジャーニー2018 その1
http://www.trailrunsugar.club/article/463200319.html
レース:耐え抜け!伊豆トレイルジャーニー2018 その2
http://www.trailrunsugar.club/article/463224576.html?1544857060
【A1:こがね橋ーA2:仁科峠】
林道を出発するとすぐににちこれさんに会う。
ここまでは元気だったんですが、この後、狭いシングルトラックでかなりやられます。
猫越岳を目指すんですが、持ってきたトレランシューズ、カルデラは横方向の傾斜に弱いのか、自分の足が弱くなっているのかそこそこの痛みを感じます。いや練習不足でしょうね。いつもは得意なはずなのに。徐々に順位を落とします。加えてここらへんのトレイルの木は枝がかなり張り出していて避けるんですが、その動作がまた辛い。
足元に集中すると枝に頭をぶつけるなんてこともあり、結構やられます。
それでも走れるところはところどころ走り、なんとか仁科峠に到着。
まずはずっと我慢していたトイレに駆け込みます。
それとこれも我慢していたのですが、寒いのでレインジャケットを着用!シャキーン!ニット帽も装備!シャキーン。
寒いのでレモンティーも飲みつつ、補給しますが、全然水は減っていません。。。
うーん辛いレースだ。。。
途中、どちらも辛くて前後していたランナーの方がエイドにいて、なにかを落とした際に「落としましたよ」と声をかけたら、「ありがとうございます。あ、前後した方ですね。もう足が終わっちゃいました」「自分は寒すぎてうまく動けないです」という微笑ましいところがありました。
寒さもそうだったんですが、左のひざ裏が痛く。。。
我慢していたんですがついにロキソニンを飲んでしまいました。
ここでもにちこれさんと遭遇。
【A2:仁科峠ーA3:土肥駐車場】

一足先に自分は出発。すぐに暑くなってレインジャケットとニット帽。だがペースは全然上がらない。
途中、いい景色のこれぞ伊豆トレイルという場面もあってちょっと元気になったんですが、すぐに終了。
うーん。つらい。
シングルトラックは細かいアップダウンになり、道路の横側をひたすら上がったり下がったり、そして木段ばかり。。。
たまに人に先に行ってもらうんですが、きりのいいところで入っていきます。
それで大集団になって、自分は前から3番目ぐらいのところにいたんですが、きついながらも結構頑張れる。
これが人と走るってことかな。良さを感じますが、その集団ともお別れ。
自分は自分の道を行きます。
途中、にちこれさんに追い付かれて、ちょっとだけ一緒に行くも相変わらず走れない。
でもなんとか第三エイドまでいきます。
【A3:土肥駐車場ーFINISH:修善寺温泉】

もう寒くて寒くて、第三エイドに到着して命のシシ汁があったのと、おかわりできますとのことだったので2杯食します。

うまい。
またもレインジャケットとニット帽を装備。
うーん。ゆるゆる頑張ります。。。
ここらへんでちょっと回復したのか。それとも周りが疲れて同じテンションになってきたのか。
前後の人があまり見えなくなり、ときどき人に会うぐらい。

ここらへんの景色はとても良かったです。
特に達磨山から付近は思わず息を呑むほど。
でも寒いから思わずパシャリがつらい。
前に飲んだロキソニンが効いてきたのか。
痛いながらもぼちぼち走れるようになったので、ペースを刻むことができるようになりました。
このレースはあまりアップダウンがないため、走れるなら走れるでいいタイムで走れると思うからです。
ただここでも頻発する木段のため、衝撃が体全体にきて、これまた辛い。
うんざりするほど木段があって、だるま山レストハウスを過ぎるとようやく下り基調の道に。
ただ最初はテクニカルな下りかな。色々誤魔化せるかなと思ったんですが、すぐに林道になりました。
もう文句を言ってもしょうがない。残りは10キロぐらい。走るしかない。
今まで見ていなかったタイムも見てみると11時間は切れそう。キロ6分で考えればいいんだと思って、走ります。
途中、夕闇が迫ってきて、開けたところだと見えるんですが、木々の間だと見れなくなってしまうため、ヘッドライトを装備。
明るいヘッドライトと難しくないトレイルは十分すぎるほど。
やがて木々を抜けて、ロードに。
最後の最後。温泉街に入ってくるところは帰ってきたんだなあと思いました。
ゴール直前。完全に夜になってしまいましたが、最後の応援は嬉しかったなあ。

ゴール!
鏑木さんと握手ができた。11時間も切れた!良かった。
ゴール後はその後すぐにゴールしたにちこれさんと合流して温泉入って、新幹線使って帰りました。
乗り換えダッシュしたら2時間半で家までついたので良かったです。
家ではうどんが用意されてました。今日一日で食べた中で一番おいしかった食事だったかもしれません。
【まとめ】
寒い。この一言に尽きるレース。
ただ開けた展望のいいレースは伊豆ならではですよね。ここに似た景色は美ヶ原に似ている気がしますが、海が見えるのはいいですよね。
それと走れるということが大きいです。ここまで走れるのはトレイルレースでは珍しいのではないかと思います。
つい歩かざるを得ないところを探して、休憩休憩とやる気持ちを叱咤激励するコース。うーん、ある意味つらい。
だから完走率も高めだったんじゃないでしょうか。84.8%はロングレースでは高め?
自分の順位を見ていくと走っている最中は抜かれた記憶が多かったきがするんですが、基本的に順位は微妙に上げていたようです。
エイドで結構やられていた選手が休憩していたってことですね。
ちょっと寒すぎるので寒さに弱い自分は来年出るかは分かりませんが、いいレースであることは確かです。
もしあなたが寒さに強くて、70km超のトレイルレースに出るんならオススメいたします。
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Alisarut
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