
【はじめに】
こんにちは、砂糖次郎です。
もう1月ぐらい前ぐらいの話になりますが、8月の後半、ちょんすけと槍ヶ岳ー燕岳の縦走をしていました。
前回、上高地から槍ヶ岳に行きました。
登山:こんにちは、槍ヶ岳ー燕岳縦走 その1
http://www.trailrunsugar.club/article/470114109.html?1568541961
【槍ヶ岳山荘ー西岳】
いびきと歯ぎしりに挟まれて、あんまり寝られなかった山小屋泊。
朝ご飯は頼まなかったので、自炊室で食べます。
スープパスタと昨日の残りのパン。カフェオレも飲みます。
昼御飯用に水2リットルを汲んでおきます。
昨日の夕方からずっとガスガス。朝もガスガス。風は強かったのでレインウェアを着ることを指示。
外に出てみるとやっぱり寒い。
でも元気よくしゅっぱーつ!
いや、寒いわ!

東鎌尾根を進む表銀座ルートです。北アルプスの大人気ルートなんですが自分は大天井から燕岳の部分を歩いたことはありますが、槍ヶ岳から大天井までの道はよく知らず。西鎌尾根とそんなに変わらないだろうとタカをくくっていたら、これが意外に険しい道なのね。
今日はそんなに上り下りしないから楽ちんなはずだと思っていたちょんすけはもっとダメージをくらいます。
「やばいよ!砂糖くん!」
気のせいを連発しつつ、地図をあらためて見ると「ハシゴ、クサリ、浮石に注意」と書いてあります。そのとおり!
北アルプスの標準な形なので、ちょっと気を許すと滑落する危険があります。そこらへんは注意ですが、代わりに見えるのは絶景。それが困難な道のりをちょっとだけ和らげてくれます。

西岳に到着するとよくテレビで見た顔が。
TJAR選手の男澤さんでした。
ブログも読んでいるのでよく知ってます。
ラッキー。
ヒュッテ西岳にはアイスが売っていたので買おうとしたちょんすけでしたが、意外に高くて、「それなら我慢する!」といってお菓子だけパクつきました。
でも休憩は基本的に5分ぐらいしか与えられないちょんすけ。
ここでもすぐに出発します。
【西岳ー大天井ヒュッテ】

西岳から再出発。
ここからはそこまでの危険な道のりはないものの、それでもそこそこのアップダウン。
天候はすでに回復し、風は涼しいけど、日光は暑すぎる状況。
事前に「山と高原地図」で槍ヶ岳マップを買っておかせて、ある程度の地図読みを教えながらの山行です。ふとした休憩や、目印が見えた際に地図さえあればあとどれぐらいで次の分岐や目標まで着くのか。ああの山はなんていう山なのかというのも分かって山の魅力が増しますよね。その意味では西岳から大天井ヒュッテの道のりは目印らしい目印はなくひたすら進むだけの道でもあります。
時折振り返ると見える槍ヶ岳がどれだけ進んでくれたのかの指標です。

大天井ヒュッテについたらカレーだよという餌をまいて、ちょんすけを歩かせること数時間。
遠くに大天井ヒュッテが見えてからちょっとだけペースアップ。
意外につかないけど頑張って大天井ヒュッテに到着です。
宣言していたとおりお昼はカレー。
槍ヶ岳山荘から2リットルも水を運んできただけはあります。
まずアルファ米ができるのに15分かかるので、先のお湯で入れておき、次のお湯ではインスタント味噌汁を作ります。その次にカレーを温めはじめたらちょうどいい時間。待っている間に味噌汁と缶詰の鯖の水煮缶を食べてもカレーは美味しく食べられました。ちょっと食べすぎて残しちゃったけど。
【大天井ヒュッテー燕岳】

ここからはそこまで辛いアップダウンはなかったはず。
朧げな記憶でそういいますが、信用はしてくれません。

ほら、コマクサがあるよ
と、いっても「しおしおになっている」と若干不満顔
それでも今日の目的地である燕山荘が見えてくると元気になってきました。
結局目的地が見えないと、元気にならないのね。
当初の目標は14時ぐらいでしたが15時に着。まあここらへんの時間は焦りません。暗くなるんなら焦りますが、、、、いやあんまり焦らないかな。なんかトラブルでも起きない限り。
【燕山荘】

燕山荘は北アルプスで一番人気の山小屋ということは知っていますが、なんでとかは知りません。
事前にちょんすけが調べたところによると、ケーキセットなるものがあるらしく、カフェを楽しめるらしいのです。
ということで食べてみます。
おいしい。!
山で食べるものはなんでも満足ですが、たしかにうまい。
まったりした時間をサンルームのカフェで過ごして、今度は外をプラプラ。
するとツイッター友達のStar Trailさんも同じ日に宿泊ということで話しかけていただきました。
なんという偶然。
Star Trailさんが飲んでいるビールがあまりにおいしそうだったので、我慢できなくなったちょんすけはビールを思わずゴクゴク。
自分はお酒飲みませんので、レモンスカッシュをゴクゴク。天気に恵まれて、燕岳は綺麗に見えました。
夕飯はまたもハンバーグ。
またかという思いはありましたが、おいしくパクパク。
就寝のときも、またもイビキ被害。
またかという思いはありましたが、若干避難して快適に眠れました。
【使用したアイテムの紹介】
終始役に立ってくれたのはトレランポール。自分はシナノ製のものを。
ちょんすけはモンベルのを使っていましたが、どちらでもいいかと思います。
【じかいは】
登山:こんにちは、槍ヶ岳ー燕岳縦走 その3
http://www.trailrunsugar.club/article/470282513.html?1568846503

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