【はじめに】
こんにちは、砂糖次郎です。
割と出てます。トレニックワールドのレース。今年はおごせ・ときがわと外秩父両方に出ます。
おごせ・ときがわに出るのは4回目ぐらいでしょうか。
自分が初めて年代別で入賞できたのもこちらのレースなので、相性はいいのかもしれないですね。
当日は霧雨漂う天候で、かなり涼しかったです。
その分、足元は悪く、前日から降った雨と相まって若干のスリッピー。ぐちゃぐちゃでしたが、3年前に出た彩の国よりはかなりマシ。
足を置くところさえ選べば、そこまで滑らなかったです。
【スタートまで】
今までは埼玉県人だったのが今では神奈川県民。
始発でいっても、越生につくのは6時40分過ぎ。当日間に合うか心配だったので、事前に問い合わせすると7時までバスが出るから大丈夫だよということを教えてもらって一安心。ただ始発なので、朝は4時起きでした。
前日に準備は済ませておいたので、朝はクリーム塗って、靴下履いて、コンタクトレンズつけるぐらいの準備でした。
こまごまとしたものは電車の中でやればいいやということでうまいこと越生駅に到着。
そのまま会場でゼッケンを受け取ると7時過ぎ。7時半からレーススタートだったので間に合いました!
ちなみにスタート地点では何人もの知り合いに会ったりして嬉しい限り。
声をかけていただくことも出来て、発信をちょこちょこしていたご褒美がもらえたかのようでした。
【ロードからの高速レース】
50kmレースなので、レース模様は忙しく、なにをどこでなにしたっけ状態になることが多いため、印象深い所をあげていきたいと思います。
スタートして10kmぐらいはちょっとしたトレイルを挟むものの基本的にはロードです。
このロードがみんな速いんだわ。
自分がスタートしてしばらく経ってから見たのはキロ4分45秒だったので、これはさすがに最後まで持たないし、スタートダッシュしすぎと考えキロ5分ぐらいに修正しながら走ってました。
前とそこまで離れることはないけど、徐々に離れているから自分より速い人が多数いるのかなという印象でした。
ただ、登りが始まったら徐々に巻き返せると思って、我慢して走ってましたが、10kmが長い!
本格的な山道に入ったら、好調に登って、走っていたら、パックがいたので、抜かすと、みんなついてくるじゃないですか。
えー。そんなにライバル争い熾烈なレースだったのかと思いつつも、あんまり考えることなく第一エイドについたのが印象でしたね。
【割と苦手なグリーンライン沿い】
ここからは勝手知ったるグリーンライン沿いのトレイル&ロードなんですが、走るのには急な登りをちょっとあがったら、下がって、トレイルに出るっていうのが先を知っているだけに、辛いなあと思いましたね。
後続を引き離すことは一瞬だけ出来たんですが、先程のパックにいなかった若者が来て、「下り速いですね!」といってくれました。
上位でいるときにあんまり話しかけられることはないので、そのまま喋っていたんですが、聞くとフルマラソンは2時間45分切りの猛者ランナー。トレイルはあんまりやったことないと言いつつも、そのまま消えてしまいました。
この日は霧雨模様だったのにも関わらず、奥武蔵のトレイルはトレイルランナーにあふれていて、応援ランなのか、単純に練習ランなのかで来るランナーは親切にも応援だったり、前のランナーとの時間を教えてくれます。
先程の若者ランナーに抜かれるまで自分は3位だったらしいんですが、今や4位。
しかも1位とは10分離れているということも聞き、こりゃあ追いつくのは無理かもって軽く思ってました。
途中のブナ峠のエイドでも、大野峠のエイドでも知り合いがいて、声をかけてくれるのが嬉しかったですね。
大野峠にボラで入っていたぐっさんに撮ってもらいました。
【苦しい時間inスープスパ】
大野峠のエイドでドリンク補給して、パン食べていたら、後ろに追いつかれてそのまま抜かれちゃいました。
しかも後続も次々と来ています。
なんとか順位は保ちたいが、他のランナーに比べてロードが飛ばせない。
と、いうかそんなにロード飛ばして後半持つのかって感想が強かったです。
なので、自分が思うギリギリ安全運転で進みますが、そうなると抜かれちゃう。トレイルに入ってなんとか抜き返す。
そんなことをやっていたら、疲れちゃいました。
堂平のエイドにいったら、おいしいスープスパが食べられたうえで、mayaさんに写真までとってもらいました。
カラ元気!
この後のトレイルとロードでは抜かれっぱなしでしたが、まだまだ中盤戦ということを考え、気持ちは抑えているつもりでした。
体は頑張ってましたけどね。
霧雨はこの日の気温にちょうどよく、偶に雨が止むとムシムシして暑くてたまらないので、水の消費が激しかったですね。
それと割とエイドでなんか食べているほうだと思いますが、時間がないことこの上ないので、食べているのは基本バナナ。
バナナはすぐ食べられる上に色々とランナーにも向いているらしい。
そんなバナナパワーでなんとか走って慈光寺のエイドでササッとライトチェックを済ませ、バナナを食べて出発してました。
【踏ん張りどころだよ】
ここから山を一気に下りて、新柵山に登るんですが、これが長い。
毎回なんとなくしかコースを把握していないのに、長いってことだけは覚えている。
ただ登りは唯一挽回できるチャンスなので、疲れたなりに頑張ってました。頑張ってましたが、後続に追いつかれちゃいました。
と、思ったらtrailhoricさんでした。
もう終盤戦ということもあって、なんとか踏ん張りたい。
苦しい気持ちはあるけども、気持ちは抑えて走っていたはずだから、余力があるはずだといいきかせ、前に進みます。
精一杯走っているはずなのに、全然引き離せない。
というところで、30kmの選手に追いつき始めました。
エールを送って、挨拶して、道を開けていただき感謝。
誰かと言葉を交わすと元気になれるので、元気なまま、くぬぎ村のエイドにIN。
おいしそうなうどんやゴマ団子の魅力に負けて、食べていたら、抜かれてました。
もぐもぐしながらも頑張って走ります。
ちょうど、下りから緩い登りになったところで追いつき、追い越せました。
そのまま最後の山を駆け抜けます。
30kmの選手が多く過ぎたため、道はつるつるなところありましたが、全然大丈夫でしたね。滑るところを選ぶ余裕がありましたから。
道も緩やかなアップダウンが多くなり、気持ちのいい道になってきたことも相まって、最後の大楠エイドではフルーツポンチを一気に流し込み、滞在時間5秒でスタート。もうドリンク補給なんてしている余裕はない!全力で走るのだ!
スイッチ入れて走ったらキロ4分半で走れました。
途中、平地になったり、登りになったりもありましたが、ここが力を出すところだぞ!と思って、とにかく頑張って走りました。
最後の坂では30kmの選手と「最後ですよ!走りましょ!」と声かけして上がって、ゴール。
その爆走のおかげか、いつのまにやら順位があがってました。
【結果としては総合5位でした】
成績としては総合5位。年代別ではなんとか3位に入って、入賞出来たので嬉しい限り。
ゴール後の豚汁がとにかくうまかった。
お風呂入って、出たら表彰式でした。
ひとりずつマイクを持たされて、喋ったのですが、自分が一番トレイル経験があることにびっくりでした。
新しい人がどんどん入ってきているんですね。
はい。ということで毎度のことながら充実したレース走らせていただきました。
ありがとうございました。
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