【はじめに】
こんにちは、砂糖次郎です。
今年前半、きついレースばかり出ておりましたが、後半戦とくにやる気のないまま過ごしておりました。
そんななか、machaさんが「富士山麓フットレースいいよ」というので思わずエントリー。
真夏で100kmはきついけど、制限時間はたっぷりあるし、ゆるゆる走るのもいいよねって気持ちでいました。
なので、特にこのレースに絞った練習はせず、本格的なトレランもせずに多摩丘陵の山をちょっぴり走ったら終わるといった週末を過ごしていましたが、さすがにこの暑さでレース想定なしはやばいんじゃないかと思い始めたのがレース2週間前。ちょうどお盆シーズンで1日だけランの時間を摂ることができましたので、現在住んでいる神奈川県から、昔住んでいたところなどを周って走ったらちょうどいい距離になるに違いないと思って、走り始めて、結果85km積むことができました。
それ以外は基本やる気なしスタイルでレースに臨んだというわけです!
ただ、それでも今回も写真少な目になってしまいました。どうぞご勘弁を
【会場まで】
レースが金曜夜ということもあり、仕事は午後休で臨むことにしました。
18時過ぎに家を出ればいいので、ちょっと昼寝をしてから、家を出発。
中央道日野から高速バスに乗り、現地に着いたのは21時半。
バス内では寝たような寝てないような。半分ぐらいは目を瞑っていましたが、あんまり寝れなかったですね。
会場がどこかもあんまり把握してなかったので人の流れのまま、会場に着
【スタートまで】
トレニックの大会なので当然のごとく知り合いがいっぱい、あっちと喋っていたらこっちと「こんにちは」するのがいいですよね。
ちょうど時期的にいいのか速い人や有名選手もいっぱいいて、いい感じでした。
準備はブルーシートの上でして、あちらこちらで写真を撮ったりして、トイレに並んでいると開会式が始まっていました。
歩道がないところは右側通行してねってことだけは覚えています。
そのまま、真ん中ぐらいの位置でこれまた喋っていると、もうスタート時間。相変わらず緊張感ないところがとてにもいいです。
10人ぐらいのグループだったのですが、特に計測ない緩い感じだったので、それなら前でスタートすればよかったかもとちょっぴり思いましたが、「これはいつもの突っ込み癖を戒めるためだ」と思い直して、ゆっくり慎重にいくことを心がけました。
【スタート - 1. 桜公園:19.2km:29位(01:45:24)】
スタートしたら住宅街の中を山中湖に沿って走っていき、途中、大きい道に出ます。
ここらへんはチャレ富士で何度も通過した道。今回は夜ですけど、なんとなく面影を見て、チャレ富士に出ていたときを思い出しますね。
山中湖周りは街灯も多く、店も多いです。またホテルや別荘地もあるので、綺麗なところが多く、心が躍りますね。
しばらく進むと、籠坂峠のほうに左折します。
記憶が抜け落ちて、峠までは登りだったような気もしますが、峠からの長い下りのため、全然覚えていません。
最初から長い下りがずっーとありました。
あまりにも長いので、これはやばいのではと内心びびりました。
富士山麓フットレースが、ただの100km大会ではないということはなんとなく聞き及んでました。
コースマップをみても累積が結構あるので、大変だなーと思っていたんですが、実際に長すぎる下りをみると、これあとで登るじゃんということの証拠に他なりません。
また時計に入れたマップ上でもこの下りはまだまだ序盤。ずっとアップダウンは続くよということを教えてくれてます。
なので、あんまり飛ばさないように意識してました。
スタート直後からペースとしてはキロ5分半。下りだとキロ5分ぐらい。
結構な人数を抜かしてきましたが、まだまだ人がいるので順位的には上じゃないかなと思いつつも、少しずつまばらになってきた感があります。
須走の浅間神社を過ぎ、曲がり角には、誰かスタッフがいたりして、懇切丁寧。
道迷いすることもなく、進みます。
ちょっとだけ市街地にいましたが、すぐに離れて、少しいったらエイドです。
【1. 桜公園 - 2. 水ヶ塚:32.8km:18位(03:22:34)】
涼しいところを通ってきたんですが、それでも水をゴクゴクのんで、バナナ2本を食べてすぐに出発。
エイドワークは早めです。
だいたいランナーの常として、第一エイドまではだいたいみんな速いんですが、そのあとはかなりマイペースになるのかなと思っています。
エイドを過ぎて、自衛隊の基地を横目にあがっていく坂ではけっこうみんなのんびり歩いていました。
坂がきつくなるにつれて、しだいに先行するランナーの数が少なくなり、激選されていきます。
最近、坂練はしていないものの登り坂は得意なんで、調子よく上がれます。
それでも、心拍は140ぐらいを目安にして上がり過ぎないように、上がり過ぎないようにしていました。
というか、なんか上り坂だけど、なんか長くない?
それもそのはずで、水ヶ塚というのは富士山登山する人がここに車を止めて、バスで上がっていくためのところだったのです。
さすにが登り一辺倒は辛い。
傾斜は10%ぐらいでしょうか。
ペースもキロ8分とかまで落ち込んでます。
なんとか辿り着いたのが第2エイド。いやー疲れました。
【2. 水ヶ塚 - 3. 富士旭出学園:51.8km:18位(05:17:27)】
ここでは豚汁といなり寿司を2個食べた気がする。
コーラも飲んで、ドリンク補給したらすぐに出発。
またもやエイドワーク早かったので、他のランナーを出し抜けますが、このあとの下りで盛大に抜かされます。
あまりに早く出たので、お腹重たかったので、ちょっとジョグしながらリスタート。
水ヶ塚は結構涼しく、道路上にある気温計だと17度を指していたと思います。
すぐ近くに公園があり、夜でも煌々とライトが照らし出され、マイカーで来る登山客を警備員が出向かえていました。
なんだか走っている間に気づいたんですが、これは途中からゼロ富士のコースになるのではないかという読みがありました。
富士宮口という看板もちょこちょこ出てきますので、あの思い出深い坂。そして坂をもう一度通るってことですね。
案の定、分岐があって、ゼロフジに出たときに私設エイドを出してくれた箇所を通り過ぎます。
と、いうことは西臼塚駐車場もあるってことだよね。みたいな答えあわせもできたりします。
というか、そうやって気を紛らわせても余りあるのがこの下り区間。ながい。いつまで経っても、降りられない。
結構登りで頑張ってきたので、下りの足はありつつも体が持たないということでペースは落とし気味。
キロ6分って表示されていました。
当然のごとく、速いランナーには抜かされます。
ただ、時計の表示だと累計1850mある登りの内、1000mが終わった程度。
まだまだあるし、そんなに下り飛ばしてもしょうがない。
唯一、自分よりちょっとだけ速いランナーのバックライトがチラリ、チラリと見えて、それが心の支えになりました。
そういうのがないと、本当にひとりですからね。
下ってきて、自販機あり。人が住んでいる地域だーってなったら、篠坂交差点で左折。少しいくとエイドです。
【3. 富士旭出学園 - 4. えいちのむら:67.6km:9位(07:10:31)】
珍しく写真とりました。うどん食べました。つゆがうまい。
他にも大福食べたりしました。
ここのエイドも知り合いがたくさんいて、応援されて嬉しかったです。
前のエイドでボラやってた人が次のエイドにいたりするので、移動しながら適宜やっていただき、とてもありがたいです。
結構、足を使ったなーということもあり、ここから低速運転でいくことにしました。
幸い道はちょっと緩やかで、ちょっとずつ進んでいくうちに足も動くようになってきました。
しばらく経つと、久しぶりの快調の足があったと思います。
ただ、いいことばかりではなく、夜が空けてきたのです。
早速暑い。
ライトがいらなくなったのは良かった。また微かな眠気も太陽と共に晴れていくでしょう。
爽やかな風が吹いて、太陽が顔をのぞかせると、暑い。
道も、次第に登っていき、暑さを助長します。
人穴地区で角を曲がったところに、私設エイドがありました。
開会式でも毎年出してくれると話していたところですね!
氷をもらって、ひやひやのアクエリアス。きゅうりをもらいました。暑かったので、嬉しかったです。
ドリンクも補給させてもらったので、一安心。
元気よく再出発したものの、この区間の登りが辛いんだ。
ずっと登る。
全区間走ろうと思っていたし、走れるから走るけど、まじで辛い。
先行するランナーに追いついたりすることができたので、少しずつ目標設けてなんとか進んで、エイドに着
【4. えいちのむら - 5. 活き活き広場:82.5km:8位(08:52:57)】
エイドには結構人いて、フルーツポンチを食べたのかな?
あと、バナナとコーラ。
エイドも知り合いだらけだったので、元気をもらってすぐに出発。
相変わらず再スタートはそんなに速度あがらずなので、ゆっくりゆっくり。
次第にエンジンがもう一回あったまってくる感じ。
道はようやっと登りが終わり、緩やかな下りになってきました。
体を酷使してきたので、この緩い道でもジョグするのが精いっぱい。
やがて国道に出ると、今まで森の中を抜けた感じがありました。
つまり、太陽をよけられるところがないってことですね。
まだ朝の時間帯で、そこまで気温あがっていないとはいえ、暑い。
汗が噴き出して、止まらない。
今までもそうだったけど、次元が違う気がする。
幸いにして歩道は走りやすい所もあるのがいいところと、自販機は一定間隔事にあるのもいいところ。
ただ感覚的にもう少しでエイドに違いないと思ってました。
距離的にそうでしょ!エイドが欲しいしか考えられなくなり。道の駅なるさわに案内板が多くなると、やっぱりあるんだと確信。
ちょうどエイド間を移動するボラに応援してもらって、さらに揺るぎない確信になりました。
気持ちいい芝生を抜けると、そこにあったのはエイド。
オアシスです。
【5. 活き活き広場 - 紅富士の湯 finish:100.0km:11位(11:06:30)】
ここで結構休もうと思ってました。
ただ、スイカ2切れ食べ追わるころには、いや、最後の区間だし
今まで一番ゆっくりなリスタートをしました。
道も単純明瞭。国道139号をいくだけです。
歩道は右側を走っていたほうが若干の日陰があるので、出来るだけそちらを走ったりしましたが、歩道がなくなると、仕方なく日陰ない歩道へ。
汗が噴き出しては、拭い。ということを延々とやってました。
手で拭うとあんまり全体的に拭えないので、手ぬぐいで拭う。
絞れるぐらいシトシトになってますが、それでも拭わないと、サングラスの中にボタボタ落ちてきて不快。
富士山周辺は何度かきたところなんで、この道知っているなあとか、行きの高速バスで通ったなあみたいなことは一瞬だけ考えられるんですが、深く考えられず。
ほうとう不動をこえ、富士急ハイランドを横目にしたあとで、耐えきれずにコンビニによりました。
ガリガリくんを歩きながら食べていると、何人かにパスされましたが、もはやどうでもいい。
ふじさんミュージアムらへんで、登りがはじまり、今までと比べると緩いんですが、これがどんどん走れなくなってくる。
途中の自販機で水を購入して、頭からかけたりして、きついところは走り切りました。
ただ、それで力尽きたのか忍野まわりの緩い坂で思わず少しだけ歩いてしまいました。
そこからはなんとか緩い走りでなんとか最後まで走り切り、最後の坂も上り切り、ゴール!
最高に疲れました。
【成績は?】
タイムは11時間切れず。順位も1桁ならず。
結果論で、タイムには関しては途中で行くか行かないかの葛藤ありましたが、無理だって思って諦めていたので納得。
順位は速い人多いなあって感じですね。最後までランナーと前後したので。
【ゴール後は】
温泉が開く時間までちょっとあったので、ねっころがったり、荷物整理したりしました。
いつもゴール後、これぐらい置いてから色々行動するのがいいかもってぐらいスッキリしました。
お風呂入ったら大広間があったので、スタミナ丼をたべて2時間寝ました。
バスの時間だったので、移動するとバス全然こない。
また寝たり起きたりしていたんですが、事故渋滞があったようで全然進まない。
まあでも寝てたからいっか。
だいぶ満足感あるレース走らせていただきました。

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